91.怒りのコントロール

ここ最近のミーティングはアンガーマネジメントについて。
怒りやイライラといった被害者感情は
人間にとって自然な感情の1つで
怒りのない人はおらず、なくすことは不可能なものです

実は怒りの裏に本当の気持ちがあったりします
不安・つらい・痛い・疲れた・悲しい・わかってほしい・・・

怒りイライラをぶつけることで気持ちがすっきりする
というメリットがあるものの、デメリットもたくさん。
場の雰囲気が悪くなったり、
人間関係が悪くなったり、自己嫌悪だったり・・・

その対処法に6秒ルールというものがあります。
イラッときても反射的に怒りをぶつけず
6秒間やり過ごすというもの。
6秒数えたり、深呼吸したり、水を飲んだり、
その場を離れたり、トイレ行ったり、
ポジティブな言葉で自分を励ましたり
そんなこれまでの怒りの経験や
それぞれの対処法を皆で話しあい、

一方で理不尽な怒りに対しては
こちらが抵抗をみせないでいると
ただ振り回されるだけで、自己肯定感がさがり、
結局嫌な状況は変わりません。
時に物申すことも必要で、
ほどほどで上手に伝えることができる人でも
伝わりすぎて被害感情が残ったり、
理解力なく全く伝わらなかったり・・・

「怒らない人」ではなく
「怒りをコントロールできる人」
そして
「相手の意見を冷静に聞く力」や
「相互理解のための建設的な話し合いが
できる力」を持てることが望ましい
ですね

2021年02月16日